南の空に輝く星が気になって調べてみたら?!
なんと
乙女座の1等星スピカでした。
実は、初めて知りました(笑←笑えませんね。無知過ぎですよね・・・)
日本名で真珠星という呼び名は素敵♫ですよねー
きっと、この時期ならば見えるので少し厚着をして夜空を見上げてみてください。
麦星
別名で麦星と呼ばれています。(金麦を想像〜♫)
運動靴のスパイクと同じ語源とのこと(乙女座のイメージからは程遠い気も・・・)
スピカの輝く位置は、星座絵として乙女座の左手になりその手には麦の穂先を持っている事が由来
実は、乙女座は農業の神デメテルという女神と言われている。または、その娘との説もあります。
真珠星
日本の呼び名は、白く輝くスピカを真珠星と呼ぶそうです♫
探し方
春の大曲線をつなぐ作戦
北斗七星の柄杓の延長を曲線で結んで行くと
↓
⭐︎黄色く輝くうしかい座の1等星=アルクトュールス
↓
⭐︎白く輝く乙女座の1等星スピカ
春の大3角形
⭐︎黄色く輝くうしかい座の1等星=アルクトュールス
⭐︎白く輝く乙女座の1等星スピカ
この2つを底辺としたもの
その頂点が
↓
⭐︎若干暗い獅子座の2等星デネボラ
目印は、明るい土星が近くにあって紛らわしいとのこと?!
おとめ座の神話は、四季の始まりに関係するそうです♫
星座絵を見てみると
スピカが輝いているのは、左手に持った麦の穂先。
どうしてこの女神が麦の穂を持っているのか?
実はおとめ座は、農業の女神デメテルだと言われています。
この麦の穂は、作物の実りをもたらす女神デメテルの象徴
世界に四季があるのは、このデメテルの身に起こったとある事件からだったといわれています。
娘が誘拐される
昔、地上に季節というものはありませんでした。
女神デメテルの恵みによって、作物は一年中豊かに実り、人々は幸せに暮らしていたのでした・・・
その女神デメテルには、美しい娘ペルセポネーがいて 二人は日々楽しく暮らしていたのですが、
ある時、野に花を摘みに出かけたペルセポネーが何者かにさらわれ、行方不明になってしまいます。
犯人は冥土(黄泉の国)の王ハデス
ハデスは、ペルセポネーを自分の妻に迎えようと、無理やり冥土へとさらってしまったのです。
そんなわけで、地下に連れ去られてしまっては、デメテルがいくら探しても見つかるはずがありません。
やがて女神デメテルは、悲しさのあまり洞窟に引きこもってしまいました。
女神が姿を消すと、草木は枯れ、農作物は全く実らず、地上はすっかり荒れ果ててしまったのです。このままでは、地上の生き物達は死に絶えてしまいます。
ゼウスの命令にて娘を解放するが・・・
全てをオリンポスから見ていたゼウスは、冥土の王ハデスに、娘ペルセポーネーを地上へ返すよう命じました。冥土の王といえども神々の王ゼウスの命に逆らう事はできません。冥土の王ハデスはしぶしぶペルセポネーを地上へ返すのですが、その時娘ペルセポネーに、さりげなくザクロの実を手渡しました。実はこれ、ハデスの巧妙な罠。冥土のザクロ(一説には食べ物)を口にしたものは冥土の住人になるという掟があるのです。
しかし、何も知らない娘ペルセポネーは、その実を口にてしまったのです。
四季が生まれる事になる・・・そして4ヶ月は冬となる
こうして娘ペルセポネーは、母のもとへと帰りました。
そして地上は緑を取り戻し、再び作物を収穫することができるようになったのです。しかし娘ペルセポネーは、口にしたザクロの実4粒のせいで1年のうち4ヶ月を、冥土で暮らさなくてはなりませんでした。
娘が冥土でくらす4ヶ月の間、女神デメテルは、再び洞窟へこもるようになりました。その時地上は、女神の恵みを受けることのない寒く厳しい季節、つまり冬を迎えるのです。
女王デメテルは気まぐれな女神だと言われています。農作物が年によって豊だったり凶作だったりするのも、女神の気まぐれだという話ですが、天候に振り回される農家の人たちは、そんな風に感じるのかもしれません。
そうそう、春に花がいっせいに咲き乱れるのは、地上に戻ってくる娘ペルセポネーを歓迎しているからなんだとか・・・。